昨日、2026年3月8日(日)、上馬整形外科クリニックの理学療法室にて、第17回 運動器健康寿命延伸体操(ロコモン体操)指導者講習会を開催いたしました。
今回は定員を上回る18名の方にご参加いただき、会場は熱気あふれる非常に盛況な講習会となりました。
今回のテーマは、「人工股関節置換術前・後の運動器への対応~指導者育成コース~」、当財団の活動の核ともいえる股関節関連のものとなりした。運動器の健康寿命を延ばすための具体的なアプローチについて、多角的な視点から学びを深めました。
■ プログラムの内容
1. 【座学①】整形外科医の臨床の現場から
講師:別府 諸兄(当財団理事長)
変形性股関節症の原因について、小児期から成人期まで幅広く解説。実際の症例を用いた具体的な説明に加え、当財団が長年取り組んでいる**「バランスボールを用いた股関節症対応体操」**について、その有効性を医学的な側面から講義いたしました。
2. 【座学②】運動生理学の立場から
講師:森谷 敏夫 先生(当財団理事、京都大学名誉教授・運動医科学研究所長)
身体を動かすことの根本的な意義と、運動器の健康寿命の関係について丁寧にご解説いただきました。森谷先生は京都大学在任中よりこのバランスボール体操の研究にも携わっておられ、その研究成果を運動生理学的なエビデンスに基づいてお話しいただきました。
3. 【実技】実技指導の現場から
講師:太藻 ゆみこ(健康運動指導士・当財団指導担当)
当財団の設立者・伊丹康人先生が考案した「医学体操」を長年実践してきた経験をもとにレクチャーを行いました。バランスボールの特性を活かし、**「動的・静的」**に股関節を無理なく鍛える手法を伝授。特に人工股関節術前・術後の患者様を指導する際の細やかなポイントなど、実践的で充実した内容となりました。
■ 今後の展望
本講習会を受講された皆様は、当財団より**「ロコモン体操パートナー」**として認定されます。今後、地域の現場で当財団の活動の一翼を担っていただけることを心より期待しております。
当財団では、これからも股関節疾患に悩む方々を支え、健康寿命を延ばすための普及活動に邁進してまいります。今後とも皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
公益財団法人 日本股関節研究振興財団 事務局


